新型コロナウイルス対策で全国の世帯に配布された布マスク(通称:アベノマスク)が、3割近い約8200万枚が配られずに倉庫に保管されていることが会計検査院の調べでわかりました。
そんなアベノマスクについて岸田総理は、引き取りの希望がなければ、年度内をメドに廃棄する考えを表明しました。
そう聞くと使える新品のマスクを破棄してしまうのはもったいないと思う方もいるのではないでしょうか。
そこでアベノマスクのもらい方や、ほしい人はどこへ連絡すればいいのか?をまとめました。
アベノマスクが年度内をメドに廃棄の理由とは?

岸田総理は、新型コロナウイルス対策で政府が調達したアベノマスク約8200万枚の引き取りの希望者がなければ、年度内をメドに廃棄する考えを表明しました。
その理由は次の4つ
- 保管費用が2020年8月~2021年3月で計約6億円にものぼっている
- 現在マスクの不足に対する心配は完全に払しょくされた
- 政府は5億枚を超える高性能マスクの備蓄を保有しており、いざという事態に十分対応出来る
- アベノマスクのおよそ15パーセントが不良品
岸田総理のコメント
「政府が布製マスクを全国民に配布するとしたことで、その後、製造・流通が回復し、いまではマスクの不足に対する心配は完全に払しょくされるなど初期の目的は達成された。
財政資金効率化の観点から、布製マスクの政府在庫について、ご希望の方に配布し有効活用を図った上で、年度内をめどにで廃棄する。」
引用 : TBSニュース
何かと不評続きのアベノマスクでしたが、いざ8200万枚もの新品のマスクを破棄するとなると、何だかもったいない話ですよね。
大阪市・松井一郎市長は
「不織布マスクが十分、流通しているから。ニーズがないなら、マスクの不足している途上国にプレゼントするのもいい」
引用 : テレ朝ニュース
と述べています。
最近では、アベノマスクをリメイクして立体マスクに作り替えたり、巾着や布巾にしたりといろいろなアイディアでアベノマスクが生まれ変わっていますね。
だだ破棄してしまうならば「欲しい!」という方も多いようです。
それではアベノマスクをもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
アベノマスクのもらい方は?ほしい人はどこへ連絡すればいいのか?

布マスク(アベノマスク)が大量に保管されている問題で、松野博一官房長官は、このように述べています。
さらなる有効活用の方策として、希望する自治体に配布し、災害備蓄や地域住民への配布などに活用していただく。
希望する個人の方へ国から配布をすることなどの取り組みを進める。」
引用 : 朝日新聞
アベノマスクをもらう3つ方法
居住自治体のホームページを確認自治体によっては「マスクの配布希望」といったことが記載になっていますので、一度確認してみる。
問い合わせしてみる
「アベノマスクの配布」をしているのかを直接電話で確認してみる。
問い合わせる
「布マスクの配布に関する電話相談窓口」に電話をし、申込みをする。
0120-829-178
(9~18時:土日・祝日も実施)
いずれかの方法で布マスクがもらえると思います。
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まとめ
新型コロナウイルス対策で全国の世帯に配布された布マスクが年内をメドに廃棄されることとなりました。
ただ廃棄してしまうのはもったいない、「ほしい」という方にマスクのもらい方をまとめました。
廃棄処分される前に気になる方は確認してみるといいですね。