離婚・破局

ビルゲイツの離婚理由や今後の財産分与は7兆円?相続税対策なのか

ビルゲイツ氏とメリンダ氏が離婚を発表しました。

2021年5月3日にツイッターで、ご夫婦が離婚の共同声明を発表し、驚きの声があがっています。

27年間の結婚生活に終止符を打ったその理由や今後の財産分与についてまとめてみました。

ビルゲイツが離婚

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が2021年5月3日に妻のメリンダ氏と27年間の結婚生活を終わらせる決断をしたと表明しました。

両氏はTwitterで共同声明を発表。

日本訳にするとこんな感じ

私たちは、私たちの関係について多くの考えと努力を重ねた結果、結婚を終わらせることを決定しました。

過去27年間で、私たちは3人の素晴らしい子供を育て、世界中で働く基盤を築き、すべての人々が 健康で生産的な生活を送る私たちはその使命を共有し続けました。

財団で一緒に仕事を続けますが、私たちはもはや私たちの生活のこの次の段階でカップルとして一緒に成長することはできないと感じました。

今後もご指導の程と、私たち家族を温かく見守って頂ければと思います。

メリンダゲイツ & ビルゲイツ

この発表に世間からも驚きの声が!

ゲイツ氏とメリンダ氏は、不仲説などの報道もされてはいなく、不倫問題や女性スキャンダルなどの報道もみつかりませんでした。

数年前には夫婦円満ということで取り上げらえていました。

  • ビジネスでもプライベートでもパートナー
  • 仕事とプライベートをわけない
となると離婚の理由はなんだったのでしょうか。

ビルゲイツ離婚の理由は?

ゲイツ氏は1987年、マイクロソフトの社員だったメリンダ氏と出会い、1994年に結婚されています。

ゲイツ氏がメリンダ氏に一目惚れして夫婦になられたようですね。

二人は27年間の結婚生活を次のように振り返っています。

結婚前からそれぞれが所持していた貯金、物品
片方のどちらかが個人的に相続したり贈与で得た財産

二人は慈善活動家としても知られていて、ポリオやエイズの対策なども多額の寄付をされています。

2000年に立ち上げたビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は今後も協力して運営されていくようです。

2人は声明の中で離婚後も活動を継続することを明らかにしています。

「その使命を共有し今後も共に働いていく」

その信念はお互いに共有しつづけ、今後も世界の為に、自国の為に尽くしていかれるとのこと。

こちらの財団の継続により今後も世界中の多くの人々が救われていくことでしょうね。

今回の離婚の理由はこのように発表されています。

「熟慮と多大な関係改善努力の末、結婚生活を終わらせることを決めた」
「夫婦として共に成長することができなくなった」

ゲイツ氏は65歳、メリンダ氏は56歳(2021年5月現在)まだまだ成長を続けていかれるという志があるのですね。

これからお二人はそれぞれの道でどの様な活躍をされていかれるのか期待と楽しみでいっぱいです。




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ビルゲイツ夫妻の今後の財産分与は?

ゲイツ氏はアメリカの経済誌フォーブスの世界長者番付(2021年版)で4位の大富豪で、資産額は1240億ドル(約13.5兆円)に上ります。

二人が離婚されたとなると、気になるのはこの巨額な財産分与です。

今回の離婚理由を「夫婦として共に成長することができなくなった」と発表されていますが、ネット上では税金対策での離婚?」という意見も。

仮に離婚前にビルゲイツ氏が亡くなられると、妻のメリンダさんには相続税が発生します。

日本での相続税の課税対象とは

亡くなった人から各相続人等が相続や遺贈などにより取得した財産の価額の合計額が基礎控除額を超える場合
基礎控除=3,000万円+600万円×法定相続人の数
税率=10%~55%

ですが、アメリカの相続税の「基礎控除」と「税率」は以下の通りとなっています。

基礎控除 = 1,000万ドル(約10億円)
税率 =18%~40%

つまり、アメリカでは10億円以上の相続財産がある一部の富裕層だけに相続税がかかってきます。

ビルゲイツ氏の資産は1300億ドル(約14兆円)と言われていますので離婚による相続税は勿論かかってくることになりますよね。

しかし、今回のような離婚の財産分与の場合は税金がかかってきません。

相続税で多額の税金を取られるより、離婚という形でお互いの財産を守る選択をされた可能性もあるというわけですね。

 

それではゲイツ氏とメリンダ氏の離婚による財産分与はいくらになるのでしょうか。

 

アメリカは住居のある州によって法律も異なりますが、ゲイツ氏の住居はワシントン州。

ワシントン州は共同財産制の州で、夫婦が離婚をする際、一方のみが働いて得た収入は、個人財産として認められない限り、ほぼ夫婦間で均等に分配されます。

アメリカでは、銀行口座も殆ど夫婦共同名義(日本では夫婦共同名義の銀行口座は作れません)不動産(家)や車も、夫婦共同名義で購入するのが普通のようです。

したがって、離婚時にはこれら共同名義財産を均等に分ける事になります。

財産分与の対象となるもの
  • マイホーム、夫の収入
  • 結婚後に得た財産
  • 預貯金
  • 共同で使用していた家具類
  • 退職金
  • 年金
  • 生命保険金
財産分与の対象とならないもの
  • 結婚前からそれぞれが所持していた貯金、物品
  • 片方のどちらかが個人的に相続したり贈与で得た財産

ゲイツ氏とメリンダ氏の離婚による財産分与はいくらになるのか、はっきりとした金額はお二人にしかわかりませんが、単純に半分に財産分与したとしても、約7兆円になるということですね。

お二人はビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は今後も協力して運営していくと発表されていますので、こちらの方に財産を役立てていかれるのかもしれませんね。

今回の離婚報道で思い出されるのが、2年前(2019年)、同じく大富豪でネット通販大手アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏がマッケンジー・スコットさんと結婚歴25年で離婚されました。

ジェフベゾスさんの資産は18兆円以上といわれていますので、半分に財産分与をしたとしても、9兆円になります。

やはり大富豪ともなると、想像も出来ない金額です。







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まとめ

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の離婚の理由は「夫婦として共に成長することができなくなった」とのことでした。

財産分与は単純に半分に分けたとして7兆円。

これからお二人がそれぞれの道でどの様な活躍をされていかれるのか楽しみです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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