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【クイックジャパン】小山田圭吾インタビューでの発言全文!辞職を求める声で炎上!

東京オリンピック・パラリンピックの開会式の作曲を小山田圭吾氏が担当することになりました。

小山田圭吾氏は、過去に障がい者をいじめた事実を告白する記事があり、「オリパラを担当するにはふさわしくない」との意見でネット上で炎上しています。

今回は、クイックジャパンでのインタビュー記事全文をご紹介します。

小山田圭吾が五輪開会式の楽曲を担当

画像元 東スポ

東京五輪・パラリンピック開会式で楽曲制作担当に小山田圭吾氏が起用されました。

しかし、小山田氏は過去に障がい者をいじめたことを雑誌のインタビューで告白し、ネット上で小山田氏の辞職を求める声で大炎上しています!

大会組織委員会は「不適切発言」と認めつつも、小山田氏を引き続き起用するそうです。

この事に対して、小山田氏も謝罪コメントをツイッターなどに掲載しました。

「深い後悔と責任を感じております」

「受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたい」

「不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います」

引用 スポーツ報知

オリンピック組織委員会は

小山田氏の貢献は大変大きなものであり、1週間後に開会する東京2020オリンピック開会式に向けて、引き続き最後まで準備に尽力していただきたいと考えている。

引用 スポーツ報知

関係者によると、開会式の演出は完成しており、全面的な変更は難しい状況から辞任や解任はしない意向のようです。

追記

東京五輪・パラリンピック組織委員会は2021年7月19日、五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏の辞任を発表しました。

組織委の武藤事務総長は「小山田氏の楽曲については開会式では使用しない」と明言したそうです。

小山田氏は、開会式オープニング映像とともに流れる4分の音楽を担当していました。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は辞任を受理したことを発表。

組織委員会は小山田氏の行為は断じて許されるものではないと考えますが、先日、本件についての反省とお詫びを受け入れ、開会式が迫っているなか、引き続き準備に努めていただくことを表明しました。

これは誤った判断であると考えるに至り、辞意を受け入れることにいたしました。

引用 : デイリースポーツ

【クイックジャパン】小山田圭吾インタビューでの発言全文!

「ロッキンオン・ジャパン」平成8年1月号(1996)に掲載された記事がこちら。

小山田氏は「いじめ紀行」と題したコーナーの第1回ゲストとして登場し、同級生をマットレスで巻いたり段ボールに閉じ込めたりしたことや、マラソンをしていた障害者を嘲笑していたことを語っています。

しかし、確かにひどいことはしたが、これがいじめなのか自分ではわからないとも振り返っています。

小山田氏は、和光大学付属の小・中・高校時代に、いじめを行っていたようですが、中学、高校になっても、これがいじめかどうかわからなかったというのも問題があるように思います。

 

雑誌『クイック・ジャパン』(1995年8月)に掲載された小山田氏の発言内容がこちらです。

沢田さん(仮名)のこと

沢田って奴がいて。こいつはかなりエポック・メーキングな男で、転向してきたんですよ、小学校二年生ぐらいの時に。

それはもう、学校中に衝撃が走って(笑)。

だって、転校してきて自己紹介とかするじゃないですか、もういきなり(言語障害っぽい口調で)「サワダです」とか言ってさ、「うわ、すごい!」ってなるじゃないですか。

で、転校してきた初日に、ウンコしたんだ。なんか学校でウンコするとかいうのは小学生にとっては重罪だってのはあるじゃないですか?

だから、何かほら、「ロボコン」でいう「ロボパー」が転校してきたようなもんですよ。

(笑)。

で、みんなとかやっぱ、そういうの慣れてないから、かなりびっくりするじゃないですか。

で、名前はもう一瞬にして知れ渡って、凄い奴が来たって(笑)、ある意味、スターですよ。

段ボール箱とかがあって、そん中に沢田を入れて、全部グルグルにガムテープで縛って、空気穴みたいなの開けて(笑)、「おい、沢田、大丈夫か?」とか言うと、「ダイジョブ…」とか言ってんの(笑)

そこに黒板消しとかで、「毒ガス攻撃だ!」ってパタパタやって、しばらく放っといたりして、時間経ってくると、何にも反応しなくなったりとかして、「ヤバいね」「どうしようか」とか言って、「じゃ、ここでガムテープだけ外して、部屋の側から見ていよう」って外して見てたら、いきなりバリバリ出てきて、何て言ったのかな…?何かすごく面白いこと言ったんですよ。

……超ワケ分かんない、「おかあさ〜ん」とかなんか、そんなこと言ったんですよ(笑)それでみんな大爆笑とかしたりして。

引用:孤立無援のブログ

高校時代

ジャージになると、みんな脱がしてさ、でも、チンポ出すことなんて、別にこいつにとって何でもないことだからさ、チンポ出したままウロウロしているんだけど。

だけど、こいつチンポがデッカくてさ、小学校の時からそうなんだけど、高校ぐらいになるともう、さらにデカさが増しててさ(笑)女の子とか反応するじゃないですか。

だから、みんなわざと脱がしてさ、廊下とか歩かせたりして。

こういう障害がある人とかって言うのは、なぜか図書室にたまるんですよ。

図書室っていうのが、もう一大テーマパークって感じで(笑)しかもウチの学年だけじゃなくて、全学年のそういう奴のなぜか、拠り所になってて、きっと逃げ場所なんだけど、そん中での社会っていうのがまたあって、さっき言った長谷川君っていう超ハードコアなおかしい人が、一コ上で一番凄いから、イニシアチブを取ってね、みんなそいつのことをちょっと恐れてる。

そいつには相棒がいて。

耳が聞こえない奴で、すっごい背がちっちゃいのね。

何か南米人とハーフみたいな顔をしてて、色が真っ黒で、そいつら二人でコンビなのね。

ウチの学年のそういう奴にも威張ってたりとかするの。

何かたまに、そういうのを「みんなで見に行こう」「休み時間は何やってるのか?」とか言ってさ。

そういうのを好きなのは、僕とかを含めて三、四人ぐらいだったけど、見に行ったりすると、そいつらの間で相撲が流行っててさ(笑)。

図書館の前に、土俵みたいなのがあって、相撲してるのね。

その長谷川君っていうのが、相撲が上手いんですよ。

足掛けてバーンとか投げる技をやったりとかすんの。

素人じゃないの。

小人プロレスなんて比じゃない! って感じなんですよ。

もう(笑)。

で、やっぱああいう人たちって……ああいう人たちっていう言い方もあんまりだけど……何が一番凄いかって、スクリーミングするんですよ。

叫び声がすごくナチュラルに出てくる。

「ギャーッ」とか「ワーッ」とかいう声って、普通の人ってあんまり出さないじゃないですか、それが、もう本当に奇声なんか出てきて、すごいんです。

太鼓クラブとかは、もうそうだったのね。

体育倉庫みたいなことろでやってたの、クラブ自体が。

だから、いろんなものが置いてあるんですよ、使えるものが。

だから、マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたりとか。

小道具には事欠かなくて、マットの上からジャンピング・ニーパットやったりとかさー。

あれはヤバイよね、きっとね(笑)

引用: 孤立無援のブログ

二人目、村田さん(仮名)のこと

村田は、小学生の頃からいたんですよ。

こいつはちょっとおかしいってのも分かってたし。

だけど違うクラスだったから接触する機会がなかったんだけど、中学に入ると、同じクラスになったから。

で、さまざまな奇行をするわけですよ。

村田っていうのは、わりと境界線上にいる男で、やっぱ頭が病気でおかしいんだか、ただバカなんだか、というのが凄い分りにくい奴で、体なんかもちっちゃくて、それでこいつは沢田とは逆に癇癪が内にむかうタイプで、いじめられたりすると、立ち向かってくるんじゃなくて、自分で頭とかを壁とかにガンガンぶつけて、「畜生、畜生!」とか言って(笑)、ホントにマンガみたいなの。

それやられるとみんなビビッて、引いちゃうの。

「あの人、やばいよ」って。

お風呂に入らないんですよ、こいつは(笑)まず、臭いし、髪の毛がかゆいみたいで、コリコリ頭掻いてるんですよ。

何か髪の毛を一本一本抜いていくの。

それで、10円ハゲみたくなっちゃって、そこだけボコッとハゲてルックス的に凄くて。

勉強とか全然できないし、運動とかもやっぱ、全然できないし。

村田は、別に誰にも相手にされてなかったんだけど、いきなりガムをたくさん持ってきて、何かみんなに配りだして。

「何で、あいつ、あんなにガム持ってるんだ? 調べよう」ってことになって、呼び出してさ、「お前、何でそんなにガム持ってるの?」って聞いたら、「買ったんだ」とか言っててさ。

三日間ぐらい、そういう凄い羽振りのいい時期があって。

そんで付いて行って、いろんなもん買わせたりして。

そんで、三日間くらいしたら、ここに青タン作って学校に来て。

「おまえ、どうしたの?」とかきいたら、「親にブン殴られた」とか言ってて(笑)。

親の財布から十五万円盗んだんだって。

でも何に使っていいか分かんないから、ガム買ったりとかそういうことやって(笑)。

だから、そいつにしてみればその三日間っていうのはね、人気があった時代なんですよ。

十五万円で人が集まってきて。

かなりバカにされて、「買えよ」って言われてるだけなのに。

引用: 孤立無援のブログ

中三の時の修学旅行(小山田氏は、村田君と、留年した一歳上の先輩と同じ班)

ウチの班で布団バ〜ッとひいちゃったりするじゃない。

するとさ、プロレス技やったりするじゃないですか。

たとえばバックドロップだとかって普通できないじゃないですか?

だけどそいつ(村田君)軽いからさ、楽勝でできんですよ。

ブレンバスターとかさ(笑)。

それがなんか盛り上がっちゃってて。

みんなでそいつにプロレス技なんかかけちゃってて。

おもしろいように決まるから「もう一回やらして」とか言って。

それは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。

ま、いじめてるんだけど(笑)。

いちおう、そいつにお願いする形にして、「バックドロップやらして」なんて言って(笑)、”ガ〜ン!”とかやってたんだけど。

で、そこになんか先輩が現れちゃって。

その人はなんか勘違いしちゃってるみたいでさ、限度知らないタイプっていうかさ。

なんか洗濯紐でグルグル縛りに入っちゃってさ。

「オナニーしろ」とか言っちゃって。

「オマエ、誰が好きなんだ」とかさ(笑)。

そいつとか正座でさ。

なんかその先輩が先頭に立っちゃって。

なんかそこまで行っちゃうと僕とか引いちゃうっていうか。

だけど、そこでもまだ行けちゃってるような奴なんかもいたりして。

そうすると、僕なんか奇妙な立場になっちゃうというか。

おもしろがれる線までっていうのは、おもしろがれるんだけど。

「ここはヤバイよな」っていうラインとかっていうのが、人それぞれだと思うんだけど、その人の場合だとかなりハードコアまで行ってて。

「オマエ、誰が好きなんだ」とか言って。

「別に…」なんか言ってると、バーン!とかひっぱたいたりとかして、「おお、怖え〜」とか思ったりして(笑)。

「松岡さん(仮名)が好きです」とか言って(笑)。

「じゃ、オナニーしろ」とか言って。「松岡さ〜ん」とか言っちゃって。

他だったら特殊学校にいるような子が普通クラスにいたし。

私立だから変わってて。

僕、小学校の時からダウン症って言葉、知ってたもん。

学校の裏に養護学校みたいなのがあるんですよ。

町田の方の田舎だから、まだ畑とか残ってて。

それで、高校の時とか、休み時間にみんなで外にタバコ吸いにいったりするじゃないですか。

で、だいたいみんな行く裏山があって。

タバコ吸ってたり、ボーッとしてたりなんかするとさ、マラソンしてるんですよ、その養護学校の人が。

で、ジャージ着てさ、男は紺のジャージで、女はエンジのジャージで、なんか走ってるんですよ。

で、ダウン症なんですよ。

「あ、ダウン症の人が走ってんなあ」なんて言ってタバコ吸ってて。

するともう一人さ、ダウン症の人が来るんだけど、ダウン症の人ってみんな同じ顔じゃないですか?

「あれ? さっきあの人通ったっけ?」なんて言ってさ(笑)。

ちょっとデカかったりするんですよ、さっきの奴より。

次、今度はエンジの服着たダウン症の人がトットットとか走っていって、「あれ? これ女?」とか言ったりして(笑)。

最後10人とか、みんな同じ顔の奴が、デッカイのやらちっちゃいのやらがダァ〜って走って来て。

「すっげー」なんて言っちゃって(笑)

引用: 孤立無援のブログ

小山田氏は何らかの障害のある生徒をいじめていたようですね。

小山田氏が通っていた和光大学付属というのは、障害児教育に熱心な学校のようですが、このようないじめに学校側が気付かなかったのか疑問に思います。

このインタビューで小山田氏は確かにヒドイことはしたけれど、果たしていじめなのか自分では分からなかったそうです。

更に、このような発言も、、、

うーん……。でも、みんなこんな感じなのかもしれないな、なんて思うしね。いじめてる人って。僕なんか、全然、こう悪びれずに話しちゃたりするもんねえ。

引用: 孤立無援のブログ

この雑誌に掲載されたのは、25年も前(現在2021年)のことですが、このような過去を反省したと言われてもなかなか世間の目は厳しいのかもしれません。

東京五輪、パラリンピックの開会式の音楽を、どれくらいの人が晴れ晴れとした気持ちで聞くことが出来るのかなと思ってしまいます。

有名人のコメント

EXITのりんたろー

画像元 https://times.abema.tv/

確かに人としてあるまじき行為をしていたのは事実で、それは良くないことだが、じゃあ清廉潔白な人っていますか?って思っちゃう。

そこから27年、40年と歩んできた道とか、後悔とか、成長とか、変化とかを全部にして、今を見ずにこの行為だけをクローズアップして、過去の彼に対して石を投げるということが果たして正しいのかという疑問はある。

引用: https://times.abema.tv/

EXITの兼近大樹

画像元 https://times.abema.tv/

やっぱり過去を含めて今につながっているので、“過去を背負っていけよ”という派だ。

かと言って、この状況で声を上げている人たちは、何をしてほしいのか。

騒ぐことで何が今後変わっていって、自分自身にどういう変化をもたらして、どういうことができるのか、というのが気になる。

ひとりひとりが何のために“過去にこういうことをしていただろ”と叫んでいるのかを知りたいなと思う。

引用: https://times.abema.tv/

作詞家の児玉雨子

画像元 https://times.abema.tv/

私もコーネリアスのファンだったし、音楽ファンや渋谷系のファンの皆さんからしたら、結構“周知の事実”だと思う。だから今さら、というか、ああ、この件を掘り返されたんだ、と思った。

ただ、パラリンピックの作曲担当でもあるし、今回のことで初めて聞いてビックリしている方も多いと思う。

特別支援学校の人をいじめてしまっていたということもあるので、その過去を踏まえて、叩かれるのを分かって受けたんじゃないかと私は思っているが、何か一言メッセージを出しておけば、ここまで批判されることにはならなかったのではないか。

過去やっていたことと、イベントとの組み合わせが悪かったと思う。

引用: https://times.abema.tv/

フリーアナウンサー柴田阿弥

画像元 https://times.abema.tv/

今回のことは明らかに暴力で、被害者の方がいる。

もちろん作品に罪はないと思うが、オリンピック・パラリンピックを見る方の中に過去に非常に辛いいじめにあった方とかがいらっしゃった時に、そのイメージは出てきてしまうと思う。

メチャメチャ難しいが、いじめの被害に遭った方にとっては一生のトラウマだし、年月が経ったからといって許せることではない。

引用: https://times.abema.tv/

慶應義塾大学の若新雄純特任准教授

画像元 https://times.abema.tv/

人の罪に寛容になれない、人の罪を許さないということは、ゆくゆくは自分自身が許されなくなるということだと思う。

全ての人が、過去に人には知られていない、けれど罪深いことをやってしまったり、恥ずかしいことをやってしまったりしている。

それを忘れろという意味ではなく、それを抱えていくのが人間であるというか。

罪を犯してしまった人や過ちがあった人とどう向き合っていくか、許していくかがテーマだと思う。

今回のことも”水に流せ”というよりは、そういうことを踏まえた彼がこのイベントでどう向き合ってやっているのか、その様をみんながちゃんと見つめるという方が意味がある気がする。

引用: https://times.abema.tv/

ネットでの反応




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小山田圭吾プロフィール

画像元 ウィキペディア

名前 : 小山田圭吾(おやまだ・けいご)
生年月日 : 1969年1月27日
年齢 : 52歳(2021年7月)
出身地 : 東京都世田谷区

中学校の同級生であった小沢健二と結成した「フリッパーズ・ギター」でデビュー。

「恋とマシンガン」などのヒットを出したが、1991年に解散。

1993年からソロプロジェクト「コーネリアス」として活動。

ハイセンスな音楽性は「渋谷系」と呼ばれ、人気を博し、米国のレコード会社と契約するなど海外でも高い評価を得ている。




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まとめ

東京五輪での小山田氏の起用は正しいのか、SNSでは批判が飛び交っています。

考えさせられる内容ではありますが、東京五輪、パラリンピックが無事成功し、感動の大会になるように応援していきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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