植草歩選手は、2021年東京オリンピック空手の組手女子61キロ超級の代表に選ばれています。
その植草選手が練習中に、師範である香川政夫強化委員長(全空連)からパワーハラスメントを受けた事が話題になっています。
植草選手が一体どのようなパワーハラスメントをいつ頃からどの様な内容で受けていたのか?をまとめてみました。
【顔画像】植草歩の師範(コーチ)は誰?
植草選手の師範は香川政夫氏です。
香川政夫氏は、全日本空手道連盟(JKF)理事、帝京大学空手道部師範なども務めておられる方です。



お顔だけ拝見する限りでは、何処にでもいそうな優しいおじさんという印象をうけます。
香川師範もオリンピックという特別な舞台に選手を出場させるために指導への熱も入り、人柄が変わってしまったのでしょうか。
植草歩はパワハラはいつからで内容は?

植草選手は香川師範からパワハラを受けていたとのことですが、いったいいつ頃からそのような指導を受けていたのでしょうか。
植草選手のブログによると、昨年12月20日ごろから、香川氏が練習の最後に突きや蹴りに見立てて竹刀を突いたり振り回したりする練習が行われるようになったそうです。
昨年12月20日頃から、竹刀を用いた稽古が練習の最後15分間に行われるようになったとし、「師範が、選手に対して竹刀を突きや蹴りに見立て、振り回したり、突いたりする一方で、選手はこれをかわしながら、蹴りや突きで反撃させるという練習です。
この稽古では、選手は面などの防具をつけることを許されていませんでした」と明かした。
植草は2015年に左眼内壁骨折を負い、手術によってプレートを埋め込んでいる。
今年1月27日、当該の練習中に左眼に竹刀が直撃。
激痛で動けないほどだったが、香川師範から治療やけがへの心配の言葉はなかったという。
翌28日には「左眼部打撲、左上眼瞼擦過傷、脳震盪の疑い」と診断。
29日には「左眼球打撲傷」と診断されるも、師範から謝罪は無く、竹刀を用いた練習も継続したという。
引用 : 報知新聞社
竹刀で顔面を突く危険な練習は、医師から見直しするように指導があったにも関わらず、香川師範は止める事はせずに続行されていたようです。
香川師範はこの練習に対して何か強い思いれがあったのでしょうか?
植草選手とは別の女子選手も、導入直後に竹刀が目に当たって負傷しています。
立て続けに負傷者が出たという事はかなり危険な練習方法だったのではないかと思われます。
診察にあたった医師からも、緩衝材をつけるなど指導方法の見直しや工夫をするよう是正勧告を出したのにも関わらず、竹刀稽古は結局2月いっぱいまで続き、内容も改善される事はなかったそうです。
植草選手は失明の危険性もあることから練習中止を求めたそうですが、逆に叱責を受けたといいいます。
香川氏に練習や私生活に関してたびたび大声で叱責され、昨年12月ごろから植草選手は精神的苦痛で練習に参加できなくなったこともあったそうです。
練習に対する恐怖心と、精神的苦痛となるとかなり辛い練習に耐えてこられたのでしょうね。
今回の訴えを連盟に届けたのは、もう限界まで耐え抜いて出した答えだったのではないでしょうか?
Twitterでの反応はこちら
勇気ある告発です。なかなかここまでできない。頑張ってください。もういい加減「おっさん文化😑」と縁を切らなくては、この国に、先はない。こんな構図ばっかりじゃん、そこら中。☆→空手の植草歩選手が刑事告訴へ 香川強化委員長を傷害容疑で | 2021/3/31 – 共同通信 https://t.co/0WWhJxnIoV
— 麻木久仁子 (@kunikoasagi) March 31, 2021
親子の様な関係だとか、信頼関係がある様に見えたとか、それは第三者から見ればの感想ですよね。
実際貴方方がそう見てた時も植草歩選手はずっと我慢してたんですよ。
本当の問題は香川政夫の指導方法でしょ。それすら周りが気が付かないで長く続いた状況が信じられない。#スッキリ— 原口 慎太郎🇯🇵 (@t3v_ae) March 31, 2021
帝京大学空手道部の師範香川政夫
全日本空手道連盟選手強化委員長が植草歩選手に竹刀を使い目を攻撃するなんてヤクザと変わらない卑劣さだ
反省すら無く繰り返すとは 傷害罪だよ
失明する危険性が大にも拘らずだ
65歳にもなる常識ある爺いが学びの帝京大学でやる事では無い
#香川正夫
#植草歩選手— 豊太 (@co_dym) April 1, 2021
植草歩、2021年東京オリンピック出場はどうなる?

植草選手はは2016年世界選手権の女子68キロ超級で優勝し、2018年の世界選手権でも準優勝されています。
2021年の東京五輪でもメダル候補に挙がっていますが、今回「左眼球打撲傷」の診断をうけているので、今後の活動にどう影響が出てくるのか心配です。
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は植草選手から相談があったことを明かし、次のようなコメントを発表しています。
「相談内容は守秘義務が発生する。個別の相談内容の言及は避けたい」と示し、「ご存じかと思うが、JOCは東京2020大会においてアスリートファーストを一番に掲げ各競技団体と連係しながらやってきた。この時期にこういう声があがってきたのは非常に残念。まずは両者の意見を聞いてからでないと。全空連でしっかり対応してくれる」と話した。
試合に影響が出るような傷でなければいいのですが、一日も早い回復を願うばかりです。
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まとめ
今回は、植草選手がどのようなパワーハラスメントをいつ頃からどの様な内容で受けていたのか?をまとめてみました。
植草選手が目に受けた傷が一日も早く治り、心の傷も癒されて元気に活躍してしてほしいです。
そして、香川師範との溝をうめて、また親子のような関係になれるといいですよね。