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笑ってはいけない中止(休止)の理由はなぜ?新番組は笑って過ごす大晦日へ(2021)

2021年9月19日、大みそかの人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」が今年は休止されると発表されました。

大みそかの定番番組となっていただけに、残念だと反響が広がっています。

放送中止(終了?)の理由や新番組の情報をまとめました。

「笑ってはいけない」が2021年放送中止に

画像元 日刊スポーツ

「笑ってはいけない」は、2006年から15年間放送された長者番組。

大みそかの定番番組となっていた「笑ってはいけない」は、もともと「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の罰ゲームとして始まった番組です。

毎年異なるテーマで、多くのゲストが笑いの刺客として出演し5人を笑わせ、2010年からは11年連続で民放1位の視聴率を記録する人気番組でした。

番組放送休止の突然の発表に視聴者からも驚きや寂しさの声でネット上では反響が広がっています。

 

ネットでの反応

笑ってはいけない放送中止(終了)の理由はなぜ?

画像元 デイリースポーツ

『笑ってはいけない』放送中止理由① 出演者の高齢化

2006年の『笑ってはいけない警察24時』を皮切りに、長きにわたって『笑ってはいけない』に挑んできた5人も2021年現在は50歳を超える年となっています。

  • 浜田雅功 58歳
  • 松本人志 58歳
  • 月亭方正(山崎邦正)53歳
  • 遠藤章造 50歳
  • 田中直樹 50歳

 

番組プロデューサーの合田伊知郎さんも出演者への思いをこう明かしています。

ダウンタウンさん、月亭方正さん、ココリコさんの強靱(きょうじん)な精神力に支えられて、長年にわたり年越しの放送を続けてきました。

メンバーの皆さんに甘えて、50歳を超えても毎年過酷なロケをお願いし続けてきました。

スタッフ一同本当に感謝しています。

引用: 日刊スポーツ

メンバーの高齢化の伴い体力的な問題が番組休止の理由になったのではないかと言われているようです。

 

出演者のコメント

月亭方正さん

もちろん痛み止めを飲んで収録に臨ませていただき、パニックになるので、今回は精神を安定させる漢方も飲んだ

松本人志さん

去年で辞めると言ってたんですが、熱い要望でもう1回やってみよう

出演者の皆さんも体をはった演出に体力的にも、精神的にも厳しさを感じていたのかもしれませんね。

番組収録は深夜にもおよぶこともあったそうで、睡眠不足も重なり体力的にもきつい状況が重なっていたそうです。

『笑ってはいけない』放送中止理由② マンネリ化

15年間という長きにわたり放送されてきた『笑ってはいけない』。

さまざまな“笑いの刺客”の仕掛けに、ダウンタウンさん、ココリコさん、月亭方正さんが笑ってしまうと、ケツバット(お尻をたたかれる)されるという名物番組。

どんな面白い番組でも、長い期間続けばマンネリ化は避けられくなってくることはしょうがないですよね。

『笑ってはいけない』放送中止理由③ BPOの審議の対象となった?

画像元 https://ameblo.jp/takumama-1212/entry-12570424462.html

 

BPOの青少年委員会は、2021年8月24日、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決めました。

BPOとは

放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関。

主に、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して、放送界全体、あるいは特定の局に意見や見解を伝え、一般にも公表し、放送界の自律と放送の質の向上を促す組織。

笑ってはいけないの放送では

  • 出演者のおしりをたたく、おしりをキックするといった痛みを伴う行為を仕掛け、それをみんなで笑う。
  • 「苦痛」を笑いのネタにする。

が恒例となってパターン化していました。

視聴者らから

「不快だ」

「いじめを助長する」

などの意見が継続的に寄せられていたことが問題視されたそうです。

BPOの審議入りで『笑ってはいけない』が大ピンチと報じられ、ネット上では「笑ってはいけない」の存続危機を心配する声も上がっていたそうです。

 

月亭方正(旧芸名・山崎邦正)さんも複雑な胸中を吐露しています。

画像元 デイリースポーツ

いや、でも…ホンマの正直な気持ち、うれしさもちょっとある。

ホッとしてる。

(一方で)寂しさも、ぶっちゃけある。

引用 : デイリースポーツ

 

BPOに対する松本人志さんのコメント

画像元 https://www.daily.co.jp/

ギリギリのルールを攻めて面白くしたい。

でも、ルールが変わっていく。

第3のビールみたいに、発泡酒ですよと。

願いが叶うなら、僕をBPOに入れていただきたい。

僕はいいんですよ。

もう数年で辞めるんで、いや、本当に、本当に……。

引用 :  デイリー新潮

 

出演者のメンバーの皆さんには、お尻を休めるよい機会となったようですね。

『笑ってはいけない』放送中止理由④ コロナ禍の影響

2021年はコロナ禍の影響で撮影も制限され、例年よりも面白さが半減したとの声もあったようです。

 

松本人志さんもコロナの影響でクオリティーが下がることへの懸念感を感じていたようですね。

 

ネットでも、番組休止の理由はこの、松本さんの意見が有力ではないかという意見もあるようです。

『笑ってはいけない』放送中止理由⑤ 松本人志から物言いがついた

画像元 東スポ

『笑ってはいけない』の番組内容を叩くばかりではなく、くすぐるなど罰ゲームのバリエーションを広げることで番組を継続する方針という策もあったようです。

しかしそれに対し、松本人志さんから事前に情報が漏れたことについての物言いがついたそう。

松本さんは、渡部建さんの出演の時もそうでしたが、たびたび番組の情報が事前に外部に漏れることに対して疑心暗鬼になっているようです。

そんなこともあり、“休止”という発表をせざるを得なくなったようです。




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笑ってはいけない新番組は笑う大晦日へ

2021年大晦日の新番組は、

“笑ってはいけない”ではなく、“笑ってもイイ大みそか”

ということで、6時間笑いっぱなしになるような豪華お笑い祭りが放送予定のようです。

 

今年は新たに「絶対笑って年越ししたい!笑う大晦日」(仮)が生放送されるようです。

 

伊知郎プロデューサーは、

お尻ではなく、笑いすぎておなかが痛くなるような年越し番組にしたいと思っております。

ぜひ楽しみにしていてください。

と呼び掛けています。

 

笑いのDNAを受け継ぎながらも、全く新しいコンセプトのお笑い特番になるようです。

出演者や企画の詳細は、今後随時発表されるそうですので楽しみに待ちたいと思います。




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まとめ

2021年9月19日、大みそかの人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」が今年は休止されると発表され、その理由や新番組の情報をまとめました。

その理由

  • 出演者の高齢化
  • マンネリ化
  • BPOの審議の対象となった?
  • コロナ禍の影響
  • 松本人志から物言いがついた

などを考察してみました。

2021年の大みそかは、笑いっぱなしの6時間番組になるようですので、そちらがどんな番組になるのか楽しみですね。

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